ウヴェ・シーファー ヴァイサー・シーファー 2013(在庫御座います。)
¥4,752 (税込)
ウヴェ・シーファーは、オーストリアを代表するレストラン‘シュタイアレック’の元ソムリエ転じて、モリッツ、ET等と並び称される、同国赤のトップ生産者へ。実家周辺の零細栽培農家を手伝いつつ、全くの独学で‘エレガント・ブラウフレンキッシュ’の潮流を切り開いた人物です。看板ワインは、ブラウフレンキッシュ‘ライーブルク’及び‘サパリ’。高地の冷涼さがもたらす透明感溢れる高い酸、グリーン・シスト土壌由来の締まったミネラル、パノニア気候の影響で得られる凝縮感、古木ならではの深み、熟した果皮と開放木樽発酵&大樽熟成による滑らかで柔らか、そして濃密な‘マジカル・タンニン’が持ち味です。無清澄無濾過。
苗字のシーファーは、ドイツ語でシスト(=看板畑のあるアイゼンベアクの土壌)または、スレート土壌を意味しています。
アイゼンベアク一帯の最も標高の高い冷涼な複数区画で育てられる古木からの果汁を中心とした辛口白ワイン。通常ヴェルシュリースリングを主体に、ヴァイスブルグンダー=ピノ・ブランを配し、年によっては少量のグリューナー・ヴェルトリーナーが加わる。グリーン・シーファー土壌由来のミネラル溢れる個性をストレートに表現しているという点で、充分にシリアスな、真のオーストリア・ワインラヴァー向けワイン。硬派のブラウフレンキッシュで有名なウヴェの隠されたヒット作で、価格帯を凌駕した高品質で通人を唸らせています。
12年は11年同様温暖な年で、適度な雨が適時に降ったため、11年より酸の乗った、よりフレッシュさの溢れるジューシーな持ち味で、特に白ワインにとっては好ましいヴィンテージとなった。尚、ヴァイサー・シーファーとは、‘白いシーファー’という意味で、クラシック・タイプのこのワインと遅摘みブドウを小樽熟成した‘S’、さらに果皮とともに醸したいわゆるオレンジワインである‘m’の3タイプを造っています。
近代醸造技術を使わないやり方ではワインの味わいを損ねてしまうこともありますが、何代も継続して栽培されてきたブドウ品種の本当のキャラクターを楽しむことができるのです。そして、パワフルでユニークなパノニア気候、土壌そして醸造家のパッションを表現することができるのです。
味わい:
アプリコットや青リンゴ、ライムやレモンの風味にキリッと引き締まった酸、石清水のようなミネラル、ドライハーブのニュアンス。清涼感を感じさせてくれるワインです。
醸造:
手摘みで収穫。ステンレスタンク&大樽で常に自発的に発酵させます。大中旧樽にて熟成されます。土壌はグリーン・スレート。使用しているブドウは、若木から古木まで。熟成能力は10年以上あります。
フードペアリング:
クリーンでシンプル、爽やかでフルーティな風味のこのワインは、鮮魚の甘味や香りを素直に伸ばす魅力を持ちます。中でも鯛やヒラメなどの白身魚、イカや貝やタコの刺身をシンプルに塩で食したときに素材感を際立たせます。